2026年2月、Kubestronautを取得しました。
KubestronautはCNCFとLinux Foundationが提供する5つのKubernetes認定資格をすべて取得した人に与えられる称号です。
- KCNA (Kubernetes and Cloud Native Associate)
- KCSA (Kubernetes and Cloud Native Security Associate)
- CKAD (Certified Kubernetes Application Developer)
- CKA (Certified Kubernetes Administrator)
- CKS (Certified Kubernetes Security Specialist)
受験の順番と所感
2026年2月にまとめて5つすべてを取得しました。
取得順はKCNA → KCSA → CKAD → CKA → CKSです。
個人的に一番大変だったのはKCSAです。
クラウドネイティブにおけるセキュリティ全般が出題範囲に含まれるため、普段の業務だけではカバーしきれない領域がありました。
逆に言うと、この試験を通じてセキュリティ周りの知識を体系的に学べたのは大きな収穫でした。
ちなみに「CKSが難しそうだから敬遠している」という方もいるかもしれませんが、個人的にはKCSAのほうが大変でした。
選択式と実技のどちらが得意か、普段どんな領域に触れているかによって、ひとによって難易度は異なると思います。
なので、あまり評判は気にせずチャレンジしてみるのがよいかもしれません。
なお、自分はKubestronaut Bundleで5試験をまとめて購入しました。
ここで注意点ですが、KCNAには日本語で受験できるKCNA-JPと英語のみのKCNAがあります。
バンドルに含まれるのはKCNA(英語版)のほうです。
KCSAはもともと英語のみですが、バンドルの場合はKCNAも英語での受験になるため、日本語受験を考えている方は注意してください。
ただし、使われている英語自体は非常にシンプルなので、そこまで心配しなくて大丈夫だと思います。
Kubernetes公式ドキュメントの翻訳がKubestronautに活きた
以前からKubernetesドキュメントの日本語翻訳プロジェクトに参加しており、これまで20ページほどの翻訳PRを出しています。
このドキュメント翻訳の経験が、今回の受験で非常に活きました。
翻訳では原文を正確に理解する必要があるため、利用者として読むのとは違った深さでドキュメントと向き合うことになります。
この積み重ねが試験勉強の下地として大きく役に立ちました。
ご存知の方も多いかと思いますが、CKA/CKAD/CKSの実技試験中はKubernetes公式ドキュメントなど一部のWebサイトのみ閲覧が許可されています。
実際に試験中、自分が日本語訳を担当したページに助けられる場面があり、過去の自分に感謝しました。
(試験内容に関わるため、具体的にどのページかは伏せます)
これは単に日本語ページがあってよかったというだけでなく、翻訳を通して幅広いトピックを体系的に理解できていたことが大きいです。
ドキュメント翻訳は、コミュニティへの貢献になるだけでなく、自分自身の理解を深めるための非常に有効な手段だと思います。
おわりに
5つの試験を通じて、Kubernetesの知識を体系的に整理できたのが一番の収穫です。
あらためて感じたのは、Kubernetesをはじめとしたクラウドネイティブ技術が自分は好きだということ。
そしてこれからもまだまだ学びが尽きないということです。
Kubestronautはむしろスタートラインだと思うので、コミュニティ貢献や業務利用のためにも今後も精進していきたいと思います。
以上。