【和田卓人氏特別講演】若手エンジニアに送る"心構え"と"キャリア観"に行ってきた

目次

【和田卓人氏特別講演】若手エンジニアに送る、"心構え"と"キャリア観" にいってきたので個人的なまとめです。

ちなみに講演の裏テーマは、こちらの書籍です。


@t_wada さんのキャリア

かの有名なライオンは @furukawa_yosuke さん作だと初めて知りました。

技術を学ぶのではなく、技術の "学び方を学ぶ"

四半期ごとに技術書を読む

人間の頭のストレージ

長期記憶があるはずなのに忘れていることが多い。
-> 脳内インデックスを作る。

技術書は、他の技術書を参考に執筆されている。
-> 紐づく過去の書籍をたどっていくことで理解を深めることができる。

手を動かして学ぶ

やる -> できる <--> 好きになる

"できるようになってからやる" タイミングはなかなか来ない。
"やろうと思ったときが始めどき".

# keyword デールの円錐 https://en.wikipedia.org/wiki/Edgar_Dale#Cone_of_Experience

視覚情報だけでなく聴覚(会話)や触覚(手を動かす)
-> ここでも反復練習
-> ある程度やったらレールを外れてアレンジしてみる

ex.

毎年少なくとも1つの言語を学習する

若手は、仕事で使うプログラミング言語を徹底的に学ぶ、マスターする。
次は、仕事には関係ないかもしれないパラダイム(動的/静的型付け、関数型/オブジェクト指向)の言語を学ぶ。

新しい言語は、当然過去の反省を踏まえて作られている。
例えば TECHNOLOGY RADAR で動向を抑えておく。

ゴールは "自分のプログラムが実際に使われている" 状態。

言語といえば "英語"
-> "読む"ことができるだけで得られる情報の質/量が格段に上がる。

身の周りをプログラミング対象にする

"仕事で必要になる言語" と "学習したい言語" は得てして乖離する。
-> 身の周りのちょっとしたイライラをシステム化してしまう。
-> t_wadaさんはきのこ本の校閲中にメールとワードでのやり取りに煩わしさを感じ、ツールを作成した。

アウトプットを行う

"何かをマスターしたければ、それを教えることである"

量は質に転嫁する

Blog を書く

情報発信, blog, 発表, 公開, などは数学の(未解決問題の)証明ではなく、料理のようなもの by Jenkins開発者 川口氏

コードを公開する

講演する

現役プログラマでいるために

毎日コードを書く Write Code Every Day

jQuery作者John Resigが週末に自分のプロダクト開発を頑張ろうとしたが失敗。 -> 4つのルールを自分に課した。

  1. 毎日コードを書くこと。
  2. 意味のあるコードを書くこと。
  3. 深夜24時前に終わらせること。
  4. 書いたコードをGitHubですべてOSSにすること。

その結果、こんな効果が得られた。

t_wada さんの工夫

年下から学ぶ

ペアプロをやると、ツールなどへのこだわりも知ることができる。

過去から未来を見る

-> 差分を身を持って説明できるのが、ベテランエンジニアのアドバンテージ。

技術選定の審美眼

人の作る渦を見る

本当に必要なことに集中する

エッセンシャル思考

ライフイベント(結婚したり子供ができる)と自分の時間は間違いなく減る。
-> 若いときが、柱を作るための頑張り時。


前に行ったMatz氏の講演と重なる部分もあり、アウトプットを継続していくことの重要性を改めて認識しました。
【まつもとゆきひろ氏 特別講演】20代エンジニアのためのプログラマー勉強法 に行ってきた

自分としては趣味で作ったものを社内LT大会で発表したりしていましたが
最終的にブログやGitHubに集約していきたいです。

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